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『こども起業大学』第5回レポート

講師:文房具ソムリエ 石津 大 氏
テーマ:「日本の文房具を世界へ!得意×アイデアで輝く君の未来」

10月27日、『こども起業大学』第5回が開催されました。今回は「文房具」をテーマに、特別講師として文房具ソムリエの石津 大氏をお迎えし、好きなことが仕事になる可能性について学びました。

石津 大氏の紹介と文房具への情熱

石津氏は幼少期から文具屋の息子として育ち、7歳からお店の手伝いを始めました。その後36年の経験を経て、日本の文房具の素晴らしさを国内外に広めるため、文具の開発にも携わっています。石津氏が、フィリピンで家もない、食べるものにも困っているような子ども達に文房具を届けに行ったエピソードや、日本の文房具が持つ品質の高さが海外で人気あることを教えてもらった子どもたちは、日本の文具が「世界一人気がある」という言葉に目を輝かせ、石津氏の文房具への情熱に強い印象を受けていました。

好きな文房具を広めるアイデアを考えるワークショップ

石津氏から、「君の好きな文房具、世界の子どもたちに紹介したい文房具は何か?」という問いかけがあり、参加した子どもたちはグループに分かれ、それぞれのアイデアを話し合いました。各グループの発表では、「分度器が好きだから、分度器を漫画で広めたい」「スティックのりの便利さを広めたい」「三角えんぴつの持ちやすさを紹介したい」など、個性豊かな意見が次々と出されました。

文房具アイデアを生むディスカッション

石津氏は、みんなが好きなものや「困ったな」「こんなのがあればいいのに」と感じるところから文房具のアイデアが生まれるとアドバイスをし、子どもたちに「実際に自分が使っている文房具で新しいアイデアを考えてみよう」と提案しました。2回目の話し合いでは、「どんなものがあれば便利か」をテーマに、各グループがさらにディスカッションを重ね、より具体的なアイデアを発表しました。子どもたちは石津氏に積極的に質問し、文房具の開発方法や製作の背景についても学びました。

最後に石津氏からのメッセージ

講義の終わりに、石津氏から「好きなことを続けることで、スペシャリストになれる。僕も文房具が好きな気持ちだけで仕事を続けてきた。だから皆も自分の好きなことを大事にして、どう伝えるかを考えてほしい」という力強いメッセージが送られました。この言葉に子どもたちは深く共感し、それぞれが自分の得意分野を通して未来を描く力を得たようでした。

保護者の方々からの感想

保護者様からは、「リーダーとして発表する際に、グループ全体の意見をしっかりとまとめて伝える姿に驚いた」「人に伝えることが苦手だったけれど、回を追うごとにまとめて伝える力がついてきている」「さまざまな意見を聞いて自分で考える機会になった」などのご感想をいただき、子どもたちの成長を感じられました。


キッドプレナーラボ®では、子どもたちが自分の興味を活かして成長する姿を見守り、次回もさらなる挑戦を提供してまいります!!

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この記事を書いた人

「子ども達の明るく希望に満ちた未来」を応援するというミッションのもとに結成されたチーム。子ども達が将来「生き抜く力」を付けるためにあらゆる企画を考え、学校教育にプラスとなる新しい教育の形作りを目指します。

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